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インプラント手術の種類と方法

インプラント治療を行う前には、さまざまな知識を仕入れておく必要があります。ここでは、インプラント手術の種類とその方法について詳しく紹介していきましょう。

インプラントの手術の種類

インプラント治療とは、人工で作った歯根(インプラント)をあごの骨に埋め込む手術のこと。インプラントにはさまざまな形状や構造をしたものがあるので、あごの骨や用途などに合致したものをセレクトしなければなりません。

一般的なインプラントは、その構造によってさまざまな種類に分けることができます。その種類は国内だけでも30を超えると言われており、それぞれが異なった特徴やメリット・デメリットを備えています。そのなかでも代表的なふたつのインプラントについて解説していきましょう。

■2ピースタイプ
インプラント歯槽骨と呼ばれるあごの骨をネジによって連結するタイプです。インプラント自体の連結部分の形状によって、さらに異なるタイプに細分化されています。

  • エクスターナルタイプ

接続部分が凸型の形状のプラント。近年までは、インプラントといえばこのタイプが主流として使われてきました。他社の接続部との互換性のあるものも存在します。

  • インターナルタイプ

接続部部が凹型の形状のインプラント。禁煙になって広く普及しているタイプで、細菌が入りこみにくいというメリットがあります。

2ピースタイプは、大抵のあごの骨に適用することができ、一回法と二回法のどちらの手術にも対応しているというメリットもあります。さらに口の中の状態や術後経過に合わせて、複数のアバットメント(連結部)を選択することもできます。

■1ピースタイプ
インプラントとアバットメントが一体化したタイプで、おもに一回法に使用されています。手術を一回に抑えることができるため、体への負担が軽減され、その分費用も安価になります。

手術の行程自体も2ピースタイプとくらべて単純なため、術中にかかる時間においても優れているというメリットをもっています。

インプラント手術にかかる時間

人工歯根を取りつけるインプラント手術には「一回法」「二回法」というふたつの術式があり、それぞれでかかる時間が異なっていきます。

■二回法
インプラント手術では、多くのクリニックがこの二回法を採用しています。その名の通り、外科手術を二回行う手術方法で、一回目の手術で歯肉を切開したのちに、あごの骨にインプラントを埋め込みます。インプラントとあごの骨が定着するまで2〜6か月ほどの間隔をあけた後に、二回目の手術を実施。そこでは、アバットメントをインプラントの上部に取りつけ、最後に人工歯も取りつけます。

■一回法
二回法と違い、一回の手術でインプラントアバットメントを取りつけることができる手術法です。体に負担がなく、比較的短時間で行える手術ですが、あごの骨が硬いことが前提となるため、誰でも行える方法ではありません。

仮にあごの骨が手術に耐える強度にいたっていない場合には、「補助手術」とよばれる歯の環境を整える手術が必要になる場合があります。

しっかりと自分のあごの骨の状態などを確認して、自分に最適なインプラント手術を行うように心がけてください。