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インプラント治療の注意点

インプラント治療には、大変な手間やお金が必要になってきます。しかし、何気ない生活習慣(タバコ、お酒)などで、治療に費やされてきた時間やお金が簡単にムダになってしまうことがあるそうです。さらに、妊娠中の施術も悪影響を及ぼすことがあるといわれています。

こちらのページでは、インプラント治療後の注意点についてくわしく解説していきます。

タバコやお酒、そして妊娠中のインプラントがあぶない理由

インプラント治療が無事に成功しても、術後の過ごし方次第で思うような効果を上げることができなくなったという人は意外に多いといわれています。

■タバコがインプラントを駄目にする?
口の中というのは、私たちが想像しているよりも清潔さを要求される場所だといわれています。喫煙を行うと口腔内には細菌が増えやすくなり、同時に抵抗力や免疫力が低下してしまいます。さらに、危険なのが歯周病です。この病気にかかると顎の骨が脆弱になり、せっかく取りつけたインプラントが抜けてしまうばかりか、他の健康な歯にも悪影響を及ぼしてしまうのです。

術後の喫煙を止めるべき理由は他にもあります。タバコを吸うと毛細血管が細くなり、血流も悪くなってしまいます。そうすると栄養分が体に行き渡らなくなってしまうため、術後の傷が治りにくくなってしまうのです。さらに、血液の中に侵入したニコチンは白血球の機能を低下させ、体の免疫力などを低下させます。すると先述した歯周病だけでなく、高血圧や動脈硬化、貧血、心筋梗塞などをも引き起こし、インプラント治療からの回復を遠ざけてしまうのです。

■血行をよくするからお酒が駄目?
インプラント手術の直後はお風呂を控えておくと賢明です。シャワーを浴びたり、湯船に浸かるなどすると血行が促進され、せっかく閉じた傷口から出血を起こして、痛みや化膿などを誘発してしまうのです。

飲酒も同様で、アルコールは入浴と同様に血行を良くしてしまう上、手術後に飲む薬の作用にも影響をもたらしてしまう可能性もあります。

【番外】妊娠中はやめたほうがいいって本当?

結論から言うと、妊娠中のインプラント治療は避けたほうがいいでしょう。インプラントは外科手術に該当するので、妊娠中の女性の体には大きな負担になってしまうのです。

妊娠中は、歯の痛みによる抜歯であっても時期を慎重に見て行うほどデリケートなものなのです。特に初産の場合には、これから自分の体がどうなるかもわからないもの。先の予測が非常につきにくく、体調管理も不安定になりがちです。また、局所麻酔を行う必要もありますので、胎児にも影響がある可能性もあります。妊娠中は無理にインプラント治療を行わず、出産後に落ちついてからゆっくりと治療を受けましょう。

事情があってインプラント治療をしたいという方は、歯科医師に相談してみてくださいね。